その間、新作のお披露目も数少なくあまり積極的展開とは言えない1年でした。

それでも私の作品をお買い上げ頂いたり、「お気に入り」にしてくださった方、ショップをフォローしてくださった方がいらしたことに、心からお礼申し上げます。

作家活動できちんと収益をあげて独り立ちするというのは、やはりとても大変なことだとわかっていながら、それでも「つくること」でしか得られない思いを、私の作品に好意を感じて頂けることでどれほど力づけられていることか。「商業的成功」というゴールを設定してしまえば、私の創作活動は全くの落ちこぼれですが、それでも気に入ってくださる方がいるんだという事実が、やっぱり続けたいと思う原動力です。来る2024年は、もう少し「つくる」を見つめなおしてみたいなと思うこの年末です。

この2023年も世界はいろいろなことがありました。ウクライナが戦争に巻き込まれたとき、こんなにも長く続くと思っていなかった人は沢山いらしたのではと思います。さらにガザの悲劇的状況。ウクライナ同様、何の罪もない子供が沢山亡くなっていることに胸が痛みます。

人と人との関係に悩むことは日常誰にでもあることだけど、揉めたり争ったりすることで解決はしない。国と国ならなおさらのことと思います。2024年、どうか本当の意味で子供が平和に生きていける世界へと向かう兆しがあることを祈ります。

コロナも終わったわけではないんですよね。それにインフルエンザやプール熱、ノロウィルス感染やら手足口病やら、なんだかいろいろな病原菌がうようよしています。一つ一つを怖がりすぎず、でも正しく恐れてこれまで通りの感染対策を続けていくしかないかなとは思います。

2024年はきっと今年よりいい年になると（願いを込めて）信じつつ、皆さまどうぞよいお年越しを、そしてよいお年をお迎えください。

今年もありがとうございました。そして来年もどうぞよろしくお願い致します。