2021/08/31 00:08
ずいぶん昔ですが、クロスステッチのサンプラーの図案を作るのにハマっていた時期がありました。限られた目数に様々なパターンをはめてデザインするのが、パズルのようで楽しかったのです。
その頃の作品は手元にほとんどありませんが、写真のピンクの布地のものはブックカバーに仕立てたもの。使ってきたので残っています…かなりクタビレていますが。そしてベージュ地のものは小さな小さな小銭入れ。硬貨を4、5枚入れたらそこそこいっぱいになってしまいます。これはブックカバーよりずっと後に作ったものですが、1センチに7目のクロスステッチが入る細かな布目に、7段の模様を入れています。
海外のサンプラーの作品には、アルファベットを様々な書体で連ねたものを多く見かけます。個性的な装飾のブロック体や優美な筆記体、四角い布目を感じさせない針目の流れがとてもきれいなものには感嘆します。文字だけで十分に絵になるのです。
色とりどりに刺すサンプラーも楽しいのですが、最近ちょっと一色刺しをやりたい気分がうずうずしています。サンプラーの一色刺し…あ、やってみたくなってきました…!