2021/07/11 21:08
棒針編で作品を作る場合は、袖ぐりや衿ぐりの曲線を出すのに、目数段数の計算で編図を作るのが一般的な方法です。もちろん模様やデザインによっては、方眼図が必要なこともあります。
かぎ針編で作る作品は、欲しい形の線に沿って、模様編の記号を修正して編図を作ります。そのため曲線などの部分はすべて、記号を修正した編図が必要になります。
模様編グラフという、一面の模様編図の上で、必要な線を書き込み、それに沿って記号を直していきます。この作品は模様編もオリジナルなので、PCで作った模様編記号図をひたすらコピペして模様編グラフを作り、それをベースに袖山や衿ぐりを書いています。その昔はグラフも手書きで、全図はとても書けないので、そこにトレーシングペーパーを載せて書けるだけ書いて、グラフが足りなくなるとトレーシングペーパーをずらしながらさらに書いていました。
PCのおかげで今は楽に作れるかぎ針編図です。