先週から引き続きクロスステッチキットの開発中です。今回は調味料や食品の「ラベル」がテーマなので、図案は身近に感じるものでイメージできます。とはいえイラストを描くのと実際にクロスステッチに置き換えるのとでは、やはり想像と違う線や形になってしまうことはよくあります。かなり刺してから、納得がいかずに、クロス目に糸切り鋏の先を入れて糸を切り目を解いていくのは、刺すより手間がかかります。でもそうやって何度も刺し直したり色を変えたり、悩んでいる時間が楽しみでもあり、作品を作る醍醐味なのかもしれません。

図案の最初は、2ミリ方眼紙に手書きでイラストを描き、文字や装飾、バックステッチのラインなどを刺しながら描き込んでいきます。この段階ではまだPCでの作業はしていません。サンプルが完成したら、いよいよPCで綺麗な図案の作成です。刺すより肩の凝る、頭痛が併走する時間の始まりです。

完成したサンプルが増えるほど、作る図案も増えていく…楽しいんだか苦しいんだか…